ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

能登へ行くど

七尾線で運転される「SLときめき号」を撮影するため、上野から寝台特急「北陸」に乗車しました。

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15番ホーム 寝台特急はくつる

車体はだいぶくたびれたように見えます。3段寝台だし、他の客車2段寝台に比べると見劣りするようになりました。

 

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13番ホーム 寝台特急「あけぼの3号」・14番ホーム 急行「津軽

 

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はくつる」が出発した5分後には15番ホームに、「北陸」が入線します。

 

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17番ホーム 不明

 

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乗車した車両。1号車。

 

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日付が変わり、津幡駅到着。うっかりシャッター速度を間違えて撮ったら、こんな結果に。ところでこの日、手塚治虫さんが亡くなられました。ショックでした。

昨年末、NHKヤマハと共同でAI美空ひばりを「制作」し新曲を発表したことについて賛否両論が沸き起こりましたが、漫画の世界でも同様に、AIを使った手塚作品があるそうです。AIは学習し真似することを得意とし、まさに人間と同じような振る舞いをします。鉄腕アトムのような人間型ロボットに、誰かの性格や知性をそこに移植することによって、AI〇〇さんが誕生するかもしれません。すでに2次元の世界ではAIとCG技術を駆使し、過去の人が現代に蘇っていますが、天馬博士が亡き息子を蘇らせようと鉄腕アトムを作り上げたこととまさに同じことが現実にも起ころうとしています。藤子不二雄作の「パーマン」に登場するコピーロボットもまた、人間の複製という点ではAIロボットといえるでしょう。

 

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ここから七尾線普通列車に乗り換えて能登鹿島へと向かいます。ロケハンのため、一旦穴水まで行き、そこからバックして能登鹿島で下車します。

能登鹿島から西岸へ向かい、海の見える場所を探している途中で。

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09:41 能登鹿島←西岸 能登路1号

塗色変更車です。国鉄色に馴染んでいたのと、「JR」という名称には幾分拒否感があったので、それに伴う塗色もイマイチ好きになれません。つまらんことに金かけんなよな~とかも思うし。

 

でもまあ、何とか海の見える場所に辿り着きました。

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10:17 西岸←能登鹿島 342D

 

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10:53、58 西岸→能登鹿島 331D

 

ほぼ同じ場所からはこんなシーンも見えます。

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11:23 能登鹿島→西岸 能登路8号

ここでカラーネガはおしまい。KLに詰め替えて、20分後にやってくる9903列車「SLときめき号」を待つのでありました。

railway-photo.hatenablog.com

 

平成元(1989)年2月9日~10日