ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

69601と69616

田中 泰三様とSAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

f:id:railway-photo:20201220084539j:plain

昭和42(1967)年8月8日 池田機関区

車歴は↓こちら。

69601 機関車データベース (形式9600) - デゴイチよく走る!

煙突がカバーで塞がれており、休車のようです。切り詰めでない除煙板を装備した北海道のキューロクの写真はあまり見かけません。当時のファンにとって、どこにでも見られたキューロクは、貴重なフィルムでの撮影対象外だったのかも。

コの字形のキャブ前窓の庇や、その窓が四角くくり貫かれた形状は、盛岡区か青森区時代のものなのでしょうか。

除煙板前端の小振りな手摺、安全弁の前のでっぱりが特徴的です。でっぱりは機関車によってあったりなかったり、あっても高さや幅に違いがあるようです。

 

f:id:railway-photo:20201220084709j:plain

f:id:railway-photo:20201220084730j:plain

昭和43(1968)年3月某日 大分運転所

車歴は↓こちら。

69616 機関車データベース (形式9600) - デゴイチよく走る!

配置は熊本機関区ですが、DF50が映り込んでいるのでDF50が大量に配置されていた大分運転所の可能性が大かと。下の画像に写る背景の矩形庫も大分運転所っぽいです。それにしても山を越えてどうしてわざわざ熊本区のカマが大分区に?

除煙板前端の下端には補強リブがあります。リブがあるのにちょいと歪んでいますが。

パイプ煙突がそっけなく、でも正面ナンバープレート横の補助灯掛けはホクロみたいでちょっとチャーミングかも。片側だけの解放テコ。