ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C58 271

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

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昭和43(1968)年6月30日 高崎駅

両毛線の客車列車でしょうか。

 

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昭和43(1968)年7月1日 小山機関区

車歴は↓こちら。

C58271 機関車データベース (形式C58) - デゴイチよく走る!

LP403+LP405の前照灯+補助灯。ここのところLP405だけの姿しか見ていなかったので、とても新鮮な姿に見えます。

先輪はディスク輪心に交換されています。

除煙板に点検口は無し。フック掛け孔は一個だけ。

回転火の粉止めはありません。夏の非装備は珍しい?

煙室前のエプロンもありません。

 

 

昨夜、東京オリンピック2020の開会式がありました。無人の客席を背景に選手団が入場する様子は、この大会の準備期間中における様々な不祥事やコロナ禍の影響などにより満身創痍の姿にも見え、決してお祝いムードに包まれるものではなく、なんか涙が出そうになりました。

しかしながら、控えめという印象のある演舞については、「これが日本ぜよ!」という押しつけがましい演出やビックリ大仕掛けといった派手な装置がなく好感が持てました。動くピクトグラムでは、忘年会の出し物に使えそうなパフォーマンスが愉快でした。全てが生の演技ではありませんでしたが、映像とのミックスも素晴らしかった。全体的にコミックやゲームの要素を取り入れた演出は、安倍総理によるスーパーマリオを引き継ぐものでしょう。

夜空に浮かぶオリンピックシンボルマークには驚かせられました。1800機以上ものドローンによる「演技」だったとは。シンボルマークは形を変えて球体の地球の姿に。

聖火ランナーにはミスタージャイアンツ・世界の王・ゴジラの3王者が登場。奇跡のショットです。王貞治氏は元気だ。右半身麻痺のために松井秀喜氏に支えられる長嶋茂雄氏の瞳には笑みが浮かんでいました。かつてのスマートではない姿ながらも、自分をさらけ出すミスターはやはりカッコいい。最終聖火ランナー大坂なおみ氏。多様性と調和のシンボルということでの選出だったそうです。ネットには人選を残念がる声が多数上がっていますが、ボンクラどもが何をほざいているかという気がします。

オリンピック開催に反対する連中にしても、人生をかけて競技に参加する選手たちの思いをどう考えているのでしょうか。コロナ禍にあって不安になる気持ちは分かりますが、そんな中でも競技に挑む姿こそが人間の希望なのではないでしょうか。止めるのはアホでもできるチョー簡単なこと。敢えて困難に立ち向かうことこそ、人間らしい生き様ではないでしょうか。命を守ることはオリンピックよりも重要であると声高に叫んでいるあなた、多くのイベントが中止になっているのにどうしてオリンピックだけが特別なんだと不平をたれるあなた、オリンピックは特別なんですよ。特別だから命を懸けてでも実施するし、医療によるバックアップ態勢を固めているんです。医療従事者の負担は大変なものでしょうけど、それも含めてのオリンピック。

オリンピックを失敗させようとするかのように感染拡大が止まりません。

何とか無事に大会が終える様に祈るばかりです。