ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C58 273とC58 277

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

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昭和33(1958)年2月1日 高山機関区

車歴は↓こちら。

C58273 機関車データベース (形式C58) - デゴイチよく走る!

まだ全国で蒸気機関車陸の王者として君臨していた時代です。

炭水車背面に前照灯がありません。灯火掛けはあるものの、前照灯を掛けるようなものには思えません。バック運転を実施する考えがなかったからでしょうか。

構内に立ち込める煙。匂いが漂ってきそうです。

ところで左が給炭台なのでしょうが、ここにはどうやって石炭を積んだのでしょう。屋根がかかっているので、クレーンを使ってバケットで降ろすのは難しいのでは?

 

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昭和46(1971)年2月17日 行橋機関区・・・ではなさそう

車歴は↓こちら。

C58277 機関車データベース (形式C58) - デゴイチよく走る!

久々の門デフはK-7タイプです。

メモには撮影場所は行橋機関区となっているものの、大分運転所の所属なので大分運転所かもしれません。

砂撒き管を1対増設。

キャブの出入り扉は撤去していると思われます。縦雨樋を設け、手摺を兼用しています。

ナンバープレートの色は青だったようです。

昭和41(1966)年の大分国体では10月25日に115号機とともにお召列車を牽引しており、キャブ裾の白は、その時の名残でしょうか。

志布志線でSL最終列車(貨物)を牽引し引退。現在は小林市(宮崎県)で保存中。