ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D50 205

田中 泰三様とSAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

【おことわり】

この記事に限らず、九州で撮影された田中 泰三様の写真の中には、実はSAMPUKU爺様が撮影されたものが混じっています。どれがそうなのかという点につきましては、いちいち確認するだけの時間的余裕がないため(単純に面倒臭いという説もあり)そのまま訂正せずに画像を紹介します。

 

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昭和43(1968)年3月17日 若松駅

 

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昭和43(1968)年3月 原田駅

車歴は↓こちら。

D50205 機関車データベース (形式D50) - デゴイチよく走る!

この205号機こそ、知る人ぞ知る、D50として最後まで生き残っていた機関車です。(D60に改造されたものはもう少し先まで生き延びています。)

軍に供出させられた193号機を除けば、戦後の昭和22年度に最初の4輌が廃車となり、以降、昭和27~29年度を除けば毎年廃車が出ました。老朽化、事故、D60への改造、余剰など、廃車の理由は色々ありますが、昭和46(1971)年度には、この205号機だけが残ることとなりました。

化粧煙突、LP42、煙室扉の十字ハンドルなど、この時はまだ大正の香りのする気品ある姿ですが、翌年にはパイプ煙突に交換されてしまいます。

SLブームの陰に隠れて、ひっそりと引退したような印象です。