ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 329

田中 泰三様と撮り人不明の画像につき、転載はご遠慮ください。

今回は、SAMPUKU爺様が全国の蒸機ファンとネガの交換により入手した画像をアップします。すでに50年以上も前のことであり、誰が撮影したものなのか記録が残っていないためクレジットは「撮り人不明」とさせて頂きました。もしも撮影者の方が名乗り出ていただけたのであれば、その方の意向を尊重の上、対処させていただきたいと思います。

昭和42(1967)年9月8日 伯備線木野山駅

 

昭和45(1970)年9月25日 津山機関区

車歴は↓こちら。

新見機関区に所属し、後藤式集煙装置を装備。伯備線では山の中で咆哮を響かせ、重厚な貨物列車の先頭に立っていたことでしょう。

津山機関区での画像は廃車1か月前の姿ですが、すでに廃車に等しい状態です。布原の三重連ブームの最中での廃車でしょうか。キャブ側面には「休車」の札が差してあります。

安全弁にはカバーが掛けられています。部品として活用するのでしょうか。また通常なら煙突にも蓋やカバー掛けをするのですが、この機関車の場合は集煙装置の蓋をすればいいだけですね。

329号機が現役の頃は、伯備線の他に芸備線の新見~三次間、姫新線の新見~津山間の運用もあったようです。

新見区のD51伯備線だけの運用でした。