SAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。
車歴は↓こちら。
http://d51498.com/db/D51/D5121
首都圏で最後まで活躍していたナメクジだそうです。装飾の上、貨物列車でさよなら運転を挙行したと云います。
http://www.omotetsu.com/spotmatic/chiba_D51/D5121.htm
シールドビーム2灯はちょっと残念な気がしますが、さよなら運転前に1灯となったようです。
除煙板の上部後方にある二つの突起な何なのでしょう。ネット上の画像を見ると、反対側の除煙板にもあります。
この後に続く22号機と23号機が、ドームがキャブまで延長された「スーパーナメクジ」になりますが、戦前・戦時下に「なめくじ」に改造されたため、その姿はほとんど記録されていません。そんな中、西尾克三郎氏の撮影によるD51 23の姿は本当に美しい。現場では意味のない余計な覆いでしかなかったのかもしれませんが・・・。南満州鉄道のマテイ形が「スーパーナメクジ」に酷似しており、落成も同じ昭和11(1936)年です。しかし、マテイのメーカーは川崎車輛と日立で、D51 22、23号機は汽車會社。メーカー間で何かデザイン上の話し合いでもあったのでしょうか。それとも単なる偶然?
マテイ:軸配置が2D1の「マウンテン」で、「イ」はその1番目の形式を示します。因みに「パシナ」は軸配置2C1「パシフィック」の七番目の形式。「パシフィック」にはパシイ、パシニ、パシサ、パシシ、パシコ、パシロ、パシナ、パシハと八つの形がありました。