ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 91

SAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和43(1968)年9月23日 吹田第一機関区

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D5191

86号機から90号機で一旦途絶えたナメクジが91号機で復活。なぜにナメクジ製造の途中で標準形の試作機を割り込ませたのでしょうね。時系列的には別に復活したわけではなく、単に機番を振り当てただけのことでしょうけど、その振り当てを1~95号機までをナメクジとしていたら、スッキリしただろうに。そして標準形を101号機からにしていたら、もっとスッキリしていたのに。

全景が写っていないのは残念ですが、除煙板がないとドームの形状のなまめかしさが際立ちます。

ネットをググって他の人の画像を見てみると、この年の6月にはまだ除煙板が付いていたので、この画像は撤去されてからまだ間もない頃の様です。そして亀山区への異動を前にこの画像の1年後には本線仕業に就いており、その際に再び除煙板が取り付けられるので、除煙板撤去の姿は1年かそこらの短期間だったようです。復活した除煙板が、もともと91号機のものであったのかどうかは定かではありませんが。

また煙室扉の十字ハンドルは、亀山区かその後の竜華区で通常のハンドルに交換されています。

用途に応じて姿が変わるのは仕方のない事ですが、それが趣味的には興味をそそられる大きなポイントであるのは間違いないでしょうね。