ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 157

SAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和44(1969)年8月10日 生田原

 

昭和44(1969)年8月10日 常紋信号場付近

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51157

北見区所属機ならではの装備となっています。後部標識灯タイプの補助灯、左右対になったフロントデッキのコの字型手摺。

ドーム前の大きめの手摺は釧路工場によるものだったか。

上2枚は網走行きの夜行急行「大雪」でしょう。北見からは普通列車となって、俗称「大雪崩れ」となり、機関車はC58に交代します。寝台車付きの普通列車って、普通に異常ですね(笑)。

5両目はA・B合造寝台車のオロハネ10。A寝台、B寝台を区画する格好で車体中央に出入り台があります。そういえばJR九州の783系電車もこのスタイルで斬新でした。オロハネ10は急行「利尻」の運用にも就いていました。夜行急行「大雪」は周遊券を持ったSLファンには夜間移動に極めて重要な列車で、江別の鐵様もよく利用されていたとのこと。繁忙期には臨時便も出ていました。深夜の旭川駅の待合室は、駅寝するファンに加え、「大雪」や「利尻」利用のファンで賑わっていたそうです。