ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 473

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和50(1975)年1月16日 長門機関区

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51473

145号機、869号機に挟まれ、廃車を待つ姿。それぞれの経歴が異なり、それが細部のディテールの違いとなって現れているように思います。

長工式のN-2タイプの門デフを装備。上部ステーが前と後ろで形状が異なっています。かつては集煙装置も長工式でしたが、新見区へ異動した際に交換されました。

車歴表では集煙装置は後期型の後藤式となっていますが、「蒸気機関車 1979年7月号 No.62」の記事によれば、昭和37年4月に後藤工場では集煙装置を後藤式から鷹取式に変更し、昭和40年代に入ると全て鷹取式に換装したとあるので、車歴表が意味するのは後藤工場で製作された鷹取式という解釈になるでしょうか。

↓こちらのサイトの最後の所見に注目。

https://ameblo.jp/etopirika-horse/entry-12657936570.html

長門区のD51の運用範囲は下関~浜田間でした。