ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 472

 


昭和47(1972)年4月9日 苗穂機関区

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51472

大宮工場製の製番プレートが確認できます。その大宮区から鷲別区への異動がこの5年前ということからなのか、キャブの密閉化は実施されず、カーテンで済ましています。

ドーム前方の手摺は大きめのコの字タイプ。大宮型なのでしょうか。同じ大宮工場製の189号機も同形の手摺が設置されています。ドームの後方にも台座と小振りの手摺が設置されています。これは珍しいものだと思います。用途はさっぱり分かりませんけど。

従台車は鋳鋼製のLT154Bで、初期車で採用されていたもの。後に組立式のLT157が登場したのですが、量産機の中にもLT154Bを使用したものは少なくなく、その採用基準は不明です。

炭水車台車の軸箱の蓋、固定ボルトが1個抜けてませんか?でもこれはこれでいいみたいです。従台車のそれには孔すらありません。この蓋を90°回転させて軸受けに注油している写真を見たことがあるような、無いような。