ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 659

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和47(1972)年6月13日 小樽築港機関区

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51659

残念ながら、この画像しか用意できませんでした。

しかしこの1枚であってもそれなりに話題は提供してくれます。

まずナンバープレート。形式と機番の間に隙間のないAD66180図によるものに見えますが、縦寸法はAD66398図のように見えます。英数字の書体は独特なもののようで、右上が痩せて、天地が対称になっていない「D」、太さが均一ではなく配置も統一感がない数字。固定ボルトの位置も割といい加減で、何だか素人が練習のために作ったような印象を受けます。

灯具用の配線パイプをステップ横に這わせるというのはあまり見ないような。その灯具である後部標識灯が外されています。運用から外されていた?

右ステップ付近にある筈のSGホース管の掛け具が撤去されています。旅客運用から外された?

台車付けの排障器には丁寧にも排障板が取り付けられています。

左端に写る作業員の作業ズボンの裾が随分と広いですが、こんなもんなのでしょうか。右足のようにちゃんと脚絆の中に裾を収めないと、どこかに引っ掛けそうです。