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昭和43(1968)年6月30日 高崎第一機関区
原型の雰囲気を良く残しているように見えます。
しかしながら細かく見ると、担いバネ前カバーの蓋の構造が見慣れないものですし、キャブ前妻には上部に明り取りの丸窓が設けられるなどの小改造も見られます。
廃車後は保存され、一時期は放置され外観が荒れた時期もあったようですが、現在は整備された美しい姿を披露し、水上駅の転車台付近で余生を送っています。前照灯はLP42に交換されているのが驚きですが、大宮工場担当機の象徴でもあった、煙室扉の十字ハンドルが通常の輪っかに交換されていたり、二つのタービン発電機が共に撤去されているのがちょっと残念かも。
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