ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 926

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮下さい。

昭和43(1968)年9月20日 鳥取機関区

 

昭和43(1968)年10月 浜田機関区

本当に準戦時型?と思っちゃうほど標準化改装されています。ただ、繰り出し管は両側とも1段折れなので、やっぱ準戦時型なんだなあと。

除煙板の縁取りが少々幅広めに見えます。

機関士側キャブ前窓下に、ちょっと出っ張っている方形(下の角だけ隅切り有)の板があります。小さな穴が二つほどあるように見えますが、これは一体なんじゃらほい?

機関士側だけ旋回窓とした関係なのか、左右で庇の形が違いますね。

この後、949号機まで、川崎車輛が製造した準戦時型になります。

モーションプレート先端穴の形状ですが、917号機までの三菱、日本車輛製では正円2個だったのが、川崎車輛製ではなすび型となっています。メーカー側の工作上の好みによる違いなのでしょうか。

因みに950~954号機は胆振縦貫鉄道からの編入車で、準戦時型ではありません。

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51926