田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮下さい。
昭和43(1968)年10月 浜田機関区
本当に準戦時型?と思っちゃうほど標準化改装されています。ただ、繰り出し管は両側とも1段折れなので、やっぱ準戦時型なんだなあと。
除煙板の縁取りが少々幅広めに見えます。
機関士側キャブ前窓下に、ちょっと出っ張っている方形(下の角だけ隅切り有)の板があります。小さな穴が二つほどあるように見えますが、これは一体なんじゃらほい?
機関士側だけ旋回窓とした関係なのか、左右で庇の形が違いますね。
この後、949号機まで、川崎車輛が製造した準戦時型になります。
モーションプレート先端穴の形状ですが、917号機までの三菱、日本車輛製では正円2個だったのが、川崎車輛製ではなすび型となっています。メーカー側の工作上の好みによる違いなのでしょうか。
因みに950~954号機は胆振縦貫鉄道からの編入車で、準戦時型ではありません。
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