ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

苗穂駅西側跨線橋にて

キハ183系の試運転を撮影したあと、苗穂へ向かいました。いつもの跨線橋から駅構内を観察します。

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DD13 126が入換中。DD15のように旋回窓装備です。

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苗穂機関区からは気動車が出場。

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狭窓が並ぶスハ32系含む客車列車が苗穂駅に到着。その向こうではDE10も入換中。

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遠くにDD51が見えるのは苗穂機関区。苗穂駅の荷物ホームは改築工事中でしょうか。荷物扱いも専用線の貨物扱いもありました。

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当時の跨線橋はレール製のトラス橋。手摺は低い位置にあり脚立不要で撮影しやすかったです。写真の少年とは札幌駅から一緒に歩いてきました。今なら「連れ回し」とかで逮捕されちゃうかも。

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本線部では金網が視界を遮っておりました。中学生の頃には年上の友達と一緒にやってきて、C58の入換なんぞを見学しておりました。

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金網にレンズをくっつけて編み目が目立たないように撮ることは可能でした。特急「いしかり」と普通列車がデッドヒートで札幌駅へ向かいます。16時になる頃ですが、だいぶ暗くなってきました。珍しく苗穂工場構内の写真は撮っていません。めぼしい車両がなかったのか。少年とはここで別れて、私は更に先へと進むのでした。気合だけは入っていた模様。

昭和54(1979)年11月10日

最後の写真を見て分かるように、露出不足の写真のトーンを上げると、右端に露出ムラが現れます。左端には現れません。恥ずかしながら、これまでにも同様の不良写真は何枚もアップしてきました。スキャナの問題に違いないのですが、国産品ではないので修理に出せるかどうかも分からず、このままスキャナを使い続けるか、それとも思い切って別のものを導入するか、考えてしまいます。適正露出のコマではトーンカーブをいじることが少ないせいか、気になることはありませんが、なんせ露出不足のコマを大量生産している私ですから、今後もこういう写真は悲しいほど出てくるでしょう。EPSON製のフラットベッドタイプの上位機種は、そこそこのフィルムスキャナの性能に肉薄か、状態によってはそれ以上のスキャンをしてくれるようですから、中版フィルムのスキャンのことも考えると導入は意味あることだと思います。何より今のスキャナは、フィルムのコマ全体をスキャンするができないの(フィルムホルダーの構造上と、スキャン範囲の問題から)、この点でもEPSONに軍配が上がります。因みにCanon製の9900F、9950Fは自分で使ってみてスキャンした画像はイマイチ。カラーネガに弱く色が変になり、また全般的にダイナミックレンジが狭いので白トビ・黒潰れが目立ちます。おまけに輪郭がしゃっきりしません。WEB上だけで扱うならそれでもいいでしょうけど、アーカイブするにはいささか能力不足です。悩むなあ。スキャン作業、中断しようかな。