城崎といえば温泉で有名ですが(実際、城崎駅は現在は城崎温泉駅に改称)、鉄にしか興味がない私は、円山川に惹かれてやってきました。
城崎駅
06:49、城崎駅到着。山陰本線は、福知山からこの駅までの区間、電化工事が行われていました。福知山線からの延長電化という扱いだとか。駅前の噴水こそなくなったようですが、今でもこの駅舎が使用されているようです。それにつけても、どんより天気に、気持ちの盛り上がりにはいささか欠けます。
07:25 玄武洞←城崎 522列車
いい場所に橋が架かっていました。でも、列車が小さ過ぎでないかい。気持ちが入っていなかったのか。
橋を渡り、川に沿った集落の裏山に、足場になりそうなポイントを見つけたので、ちょうど庭先に出ていた人にお願いして上がらせて頂きました。
07:52 玄武洞→城崎 525列車
何を考えたのか、エクタクロームEPTを使用。タングステン用のポジフィルムです。タングステンは赤い照明なので、日中にこのフィルムを使うと、写真は真っ青になります。それを見た自分の顔も青くなりました。ASA160なので、感度を少し稼げると思って購入したのかも。それでもフォトショップでそこそこ修正できました。
こちらはうまく修正できず。空が黄ばんでいます。
08:19 玄武洞←城崎 524列車
こちらは通常のKRです。なんかもうごちゃごちゃ。
08:48 玄武洞→城崎 541列車
もう一本の橋の上から。旧客ではなく12系でした。
08:58 玄武洞←城崎 170D
鳥取からの普通列車です。でも何か豪華。グリーン車も付いてるし。実はこの列車は、豊岡から福知山線経由で大阪行きの急行「丹波6号」となります。
09:34 玄武洞←城崎 あさしお4号
現在、この場所は自販機のある駐車スペースになっているようですが、この写真は目線が高いです。ストリートビューで確認すると、トンネルの脇に上がる階段があるので、そこで撮ったものでしょう。
09:56 玄武洞→城崎 543列車
画面左に見える階段が「あさしお4号」を撮影した場所と思われ。階段もトンネルも真新しいです。この立ち位置は覆道の横でしょう。
10:43 城崎←竹野 だいせん2号
円山川の支流である大谿(おおたに)川に架かる小橋です。城崎駅を通り越したすぐ先にあります。踏切の遮断ポールが無造作に置かれています。柳の木も運転士の指差確認も良い雰囲気を醸し出しています。
急行「だいせん2号」は、鳥取~香住間は普通列車722Dで運転されていた、福知山線経由の大阪行きです。こちらもグリーン車が連結されていました。
盛り上がらない割には4時間近くも撮影し、次の撮影地に移動します。
昭和61(1986)年7月25日