ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

森へ移動します

大沼での撮影を終えて、次なる撮影地の森へ移動します。森駅のある「森町」は「もりまち」と読みます。

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大沼駅

当時の駅舎は、30年以上経った今もあまり変わってはいませんが、右端の黒っぽい建物がなくなり、駅中央に見える水飲み場が撤去されました。

 

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10:20 ホワイトラビッド号

北海道時刻表1986年12月号には締め切りの関係だったのか、掲載されていない臨時列車で、函館~大沼公園間で運転されていました。函館からのスキー客を輸送するのが目的で、車内は車端部のロングシートを撤去し、スキー置き場としていました。大沼駅でスキー場行きのバスと連絡していたようです。下りは大沼着10:20、上りは大沼発14:51と、あまりスキー場では長居できないスジに思えます。大沼公園まで運転されたのは、車両を留置するためだと思います。

この8年後、そのスキー場へ駅から歩いて行ってみましたが、すでに廃業した後でした。それでも雪の斜面は上りやすかったので上がってみました。しかし生憎の吹雪模様に、期待した駅付近の俯瞰撮影は失敗に終わりました。ちゃんちゃん。

さて、森行き(森雪ではありません)629Dに乗車して終点の森へ向かいます。

 

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10:48 大沼公園駅(629Dより)

大沼公園駅には先程のホワイトラビット号が留置されていました。キハ54はデビューしたばかりです。札幌地区では札沼線で12月1日に初運転を行いましたが、函館地区ではどうだったのでしょう。

 

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11:14 姫川駅(629Dより) 北斗2号

単線区間では、行違う列車との出会いも楽しみのひとつです。まだ「姫川信号場」の看板を出していた頃です。

 

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11:22着 森駅 629D キハ22 225+キハ40 174+キハ22 109

629Dでは最後尾のキハ22 109に乗車したようです。

駅を出て、海を入れて撮れそうな長万部方へ行ってみました。

 

昭和61(1986)年12月31日