何だか覚えちゃいませんが、名古屋駅で撮影していました。
クハ381-15
モハ381-8
モハ380-8
サロ381-5
長野行きL特急「しなの11号」です。13:00の発車。
全然記憶にない撮影で、過去に某プロダクションから「サロ381」の写真を貸して欲しいと言われて、ほぼ速攻で「ありません」と答えてしまいましたよ。今回スキャンして初めて撮っていたことが分かりました。
クハ117-109
現車を見たことのないクハ157を彷彿とさせるマスクです。転換クロスシートで、関東地区では見られないサービス満点の車両です。
モハ117-50
快速列車
どう見ても上り列車なのに、モハ117-50の行先方向幕は「大垣」行きとなっています。もし大垣発の列車ということであれば、浜松行きの名古屋発13:12の2130Mということになります。この写真は下の「ひだ3号」の後に撮影しています。
特急「ひだ3号」(キハ82 75)
飛騨古川行きで、13:01の発車。現在は後継のキハ85系が運用中ですが、キハ181系や381系電車の運用計画もあったとか。
「5号」は14:02発の紀伊勝浦行き、「4号」は紀伊勝浦発の名古屋着13:34。こちらも現在はキハ85系で運用中。
記憶にない写真の数々でしたが、わずかなメモから列車が特定できました。
昭和62(1987)年2月8日
北海道出身の漫画家「吾妻ひでお」氏が亡くなりました。40代以前の人は知らないかもしれませんが、元祖「美少女」を描いた作家で、シュールなギャグ漫画で読者の頭を大いに混乱させてくれたものです。いとめ、いとめ。イラスト風美少女画では江口寿史氏の方が有名かもしれませんが、吾妻氏の描く美少女はお人形さん風であるところからロリコンのはしりと云われ、けれども完全無敵という設定のキャラが少なくなく、一方、男はというと、茶化されたり、不気味な存在として描かれ、大体がだらしない。作品の中にはちょくちょく自身が登場することもあり、男キャラに自身を投影していたと想像します。SFでは得体の知れぬヌルヌルやグジョグジョな名もなき生物や不気味ロボットたちも作品を大いに混乱させます。正直、吾妻作品を私はあまり読んでいません。理解不能に陥ることが多いからで、それを楽しむ心の余裕もなく。楽屋落ちも多くてね。しかし、吾妻ひでお氏は、その独特な世界を描ける唯一無二の存在であったことは断言できます。
心よりご冥福をお祈りいたします。いとめ、いとめ。