何でか留萌本線。特に撮りたい場所があったわけでもなく、場所を知っているわけでもなく、漠然とした気持ちで札幌を発ちました。おっとその前に札幌駅でホーム撮り。
1-2番ホームはまだありません。この時に新幹線ホームも一緒に作ってしまえば、その後の問題は起こらなかったのに・・・と言えるのは、今だから。この当時は新幹線など夢物語でした。
08:14 ニセコエクスプレス2号
ホワイトアロー1号、133M
721系も初々しい頃。
729Mは3扉になった711系
クハ711-217
モハ711-117
クハ711-117
キハ56 213
なんちゃってアルコン。外観はアルコンでも中身は普通のキハ56です。人気高まるアルコンの増結用ですが、乗車した人はガッカリしたのではないでしょうか。
北斗4号、930列車
08:38 1137Mの回送列車
深川駅 キハ22 220
8両編成はいいけれど、雪がわさわさ降っています。大丈夫かいな、留萌本線。
11:29 大和田駅 743D キハ22 248
途中、どこで撮ろうかと車窓からロケハンしていたのですが、雪は深そうだし寒そうだし、車内は暖かくて睡魔に襲われるしで、結局、留萌駅ひとつ手前の大和田で下車しました。雪が上がってて良かった。留萌川に架かる橋あたりで何か撮れるのでは。
貨車駅。寂しい。付近に商店もなし。
12:06 大和田←留萌 1746D
河岸は整備されて公園になっているようです。この10年後、左奥にある山へ登って「SLすずらん号」を撮りましたが、この場所ではその後、撮影していません。
大和田駅のホームから見えた山に、足場になりそうな場所が見えたので登ってみました。
13:41 藤山←大和田駅 732D
大和田の集落が見えます。こういうところが俯瞰の好きなところ。街の様子が分かりますから。かつては国道の左側に見えるなだらかな山に炭鉱があり、大和田の街も賑わっていたそうです。
13:43 大和田→藤山 732D
もう少し登りたかったけれども時間切れ。車両がちっちぇえ。でもいいの。この当時はこういうのを撮りたかったから。
14:22 大和田←藤山 733D
少し高度を上げます。つか、ほぼ頂上。風が強いので低姿勢で列車を待っていました。吹雪かなくてよかった。
14:34 留萌←大和田 733D
列車がどこを走っているのか分かりにくいのですが、留萌の町が見えました。列車は中央の右端あたりで、橋梁を渡っています。よくぞ列車の姿を捉えたものだと、自分でも感心します。完全に自己満足ですけど。これにて撤収。
駅舎内の時刻表。手書きなのが嬉しいです。温もりを感じます。
15:52 1735D キハ22 202
駅名標の奥に見える山のハゲた所で撮影していました。高さは大したことありませんが、雪をこいで登るのは一苦労です。ここで深川行の列車を待つ予定でしたが、時間があったので一旦留萌まで出て、そこから帰りの列車に乗ることにしました。
一旦、駅の外に出て、駅舎を撮影しておきます。16時を少し回ったところですが、薄暗くなっています。
16:05 734D
ここから先の記憶は片鱗も残っていません。
昭和最後の撮影だと知る由もありませんでしたが、翌日は滝里で更にハードな撮影を展開するのでありました。
昭和64(1989)年1月5日