ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

留萌本線へ行くべ

何でか留萌本線。特に撮りたい場所があったわけでもなく、場所を知っているわけでもなく、漠然とした気持ちで札幌を発ちました。おっとその前に札幌駅でホーム撮り。

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1-2番ホームはまだありません。この時に新幹線ホームも一緒に作ってしまえば、その後の問題は起こらなかったのに・・・と言えるのは、今だから。この当時は新幹線など夢物語でした。

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登場間もない「ニセコエクスプレス」
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08:14 ニセコエクスプレス2号
721系も初々しい頃。

729Mは3扉になった711系
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クハ711-217

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モハ711-117

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クハ711-117

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キハ56 213
なんちゃってアルコン。外観はアルコンでも中身は普通のキハ56です。人気高まるアルコンの増結用ですが、乗車した人はガッカリしたのではないでしょうか。

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北斗4号、930列車
キハ183系0番代は国鉄特急色から新特急色へと全車塗り替えられてしまいました。これはこれでさわやかな塗色で好きです。781系はまだ国鉄特急色のまま。

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08:38 1137Mの回送列車
ありきたりの711系普通列車でも地道に撮っておきます。
札沼線で到着してから50分ほどの待ち合わせで「ライラック3号」に乗車して深川へ向かいます。乗車したのはクモハ781-1。

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深川駅 キハ22 220

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10:20頃 ライラック8号
8両編成はいいけれど、雪がわさわさ降っています。大丈夫かいな、留萌本線

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11:29 大和田駅 743D キハ22 248
途中、どこで撮ろうかと車窓からロケハンしていたのですが、雪は深そうだし寒そうだし、車内は暖かくて睡魔に襲われるしで、結局、留萌駅ひとつ手前の大和田で下車しました。雪が上がってて良かった。留萌川に架かる橋あたりで何か撮れるのでは。

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貨車駅。寂しい。付近に商店もなし。

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12:06 大和田←留萌 1746D
河岸は整備されて公園になっているようです。この10年後、左奥にある山へ登って「SLすずらん号」を撮りましたが、この場所ではその後、撮影していません。

大和田駅のホームから見えた山に、足場になりそうな場所が見えたので登ってみました。
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13:41 藤山←大和田駅 732D
大和田の集落が見えます。こういうところが俯瞰の好きなところ。街の様子が分かりますから。かつては国道の左側に見えるなだらかな山に炭鉱があり、大和田の街も賑わっていたそうです。

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13:43 大和田→藤山 732D
もう少し登りたかったけれども時間切れ。車両がちっちぇえ。でもいいの。この当時はこういうのを撮りたかったから。

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14:22 大和田←藤山 733D
少し高度を上げます。つか、ほぼ頂上。風が強いので低姿勢で列車を待っていました。吹雪かなくてよかった。

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14:34 留萌←大和田 733D
列車がどこを走っているのか分かりにくいのですが、留萌の町が見えました。列車は中央の右端あたりで、橋梁を渡っています。よくぞ列車の姿を捉えたものだと、自分でも感心します。完全に自己満足ですけど。これにて撤収。

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駅舎内の時刻表。手書きなのが嬉しいです。温もりを感じます。

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15:52 1735D キハ22 202
駅名標の奥に見える山のハゲた所で撮影していました。高さは大したことありませんが、雪をこいで登るのは一苦労です。ここで深川行の列車を待つ予定でしたが、時間があったので一旦留萌まで出て、そこから帰りの列車に乗ることにしました。

一旦、駅の外に出て、駅舎を撮影しておきます。16時を少し回ったところですが、薄暗くなっています。

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16:05 734D
ここから先の記憶は片鱗も残っていません。
昭和最後の撮影だと知る由もありませんでしたが、翌日は滝里で更にハードな撮影を展開するのでありました。

昭和64(1989)年1月5日