ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

尾登へ

会津若松駅前のビジネスホテルに一泊し、この日に向かった先は磐越西線尾登駅でした。駅からほど近く、阿賀川に架かる橋が狙い目で、前日の只見線に引き続き、鉄道と鉄橋シリーズの第二弾。なんじゃそれ。

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会津若松駅 05:30発 新潟行き普通列車221D

まだ真っ暗な未明。北海道では見ないキハ47に乗車します。キハ45の後継機という風情です。キハ47の両運転台版としてキハ41の計画もあったそうですが、JR西日本がキハ47を改造してキハ41を実現してしまいましたね。ただ増設された運転台の顔が、まあ何とも、シブチンなJR西日本らしいデザインというか・・・。

 

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06:19 尾登駅 221D

乗車してきた列車を見送ります。ここもなかなかの積雪量です。この列車は次の野沢駅で222列車と行き違います。その222列車を尾登駅で迎えます。下手に移動しても撮影できる場所があるかどうか分かりませんので。

 

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06:34 尾登駅→荻野 222列車

荻野寄りの踏切から撮りました。ちょっとでも、目指す撮影地へ近づいておきます。

さて、県道16号線を荻野方面に向かいます。

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07:51 荻野→尾登 223列車

尾登駅では薄日が差していたのに、列車を待っている間に雲の中に隠れてしまいました。おまけに風が出てきて、せっかくの水鏡もかき消されてしまいましたよ。とほほ。

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到着した時はこんな感じでした。なのに、無慈悲だ。

 

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08:24 尾登→荻野 224列車

でも今度は水鏡成功。少し移動しての撮影です。

 

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08:48 尾登←荻野 1225列車

もうちょっと背が欲しいです。3mくらいあれば十分です。

この列車は郡山から新潟まで、5時間23分をかけて完走します。

 

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途中、こんな史跡がありました。磐越東線夏井駅近くが小野小町の生まれた場所らしいですが、こちらは没した場所だとか。昔の人は本当によく歩きました。

 

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10:04 尾登→荻野 快速「あがの」

客車列車ばかり見ていたので、気動車が新鮮に見えたりして。新潟発、郡山行きですが、この列車の所要時間は3時間38分。

 

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10:09 尾登←荻野 227列車

白壁の蔵が北海道人の目には新鮮に見えます。映画やドラマの世界のようです。目的の撮影を終えて、さあ、荻野駅までもう少しです。

 

昭和62(1987)年3月1日