ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

陣場へ

陣場といえば、かつて奥羽本線の蒸機撮影の名所、くらいの印象しかなく、地図を見ながら、名所であった津軽湯の沢方面ではなく、白沢方面へ足を向けていました。

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05:00頃 大館駅 1620D

上り一番列車である、05:13発の東能代行き。因みに能代駅は東能代駅のお隣、五能線を出て最初の駅です。

 

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623列車 EF81 146牽引

こちらは下りの一番列車、05:48発の青森行きです。写真のオハフ50 2345に乗車して、二つ目の陣場駅で下車します。

 

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06:06 陣場駅 623列車

陣場駅に到着。駅名標入れて見送ります。ホームの除雪はいまいちです。

 

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陣場

昭和45(1970)年11月、津軽湯の沢陣場間の複線化によりルートが大きく変更となり、両駅とも移設されました。旧陣場駅は現駅のすぐ西側にあったようで(つまりこの写真を撮影している場所辺り)、その駅跡の一部は今でも残されているとか。駅に限らず、国道7号線津軽湯の沢へ向けて北上すると、随所に旧線の遺構を確認できます。

などという歴史を当時は全く知らずにいて、それだけに開けた撮影地がありそうな白沢方面を選んだのは、ごく普通の感覚だったと言えるでしょう。

 

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06:20 陣場駅→白沢 1432列車(弘前発、秋田行き) ED75 751

国道7号線の陸橋から陣場駅を望みます。中線は雪に埋もれており、滅多に使用することはなさそうです。

 

さあ、これから白沢駅へ向けて撮影を開始です。

 

昭和62(1987)年3月8日