ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

美唄鉄道の4110

4110ってなんぞや?この機関車、若いファンには全然馴染みはないでしょうね。若くない私も馴染みはありません。走っている姿は映像でしか見たことがありません。

4110は、奥羽本線板谷峠に対応するために開発された5軸動輪のタンク機関車で、勾配用機関車として活躍しました。ドイツ製の4100を参考にして大正初期に誕生しましたが、外観こそ似ているものの単なるコピー品ではなく、性能向上が図られています。その性能を買われ、肥薩線(当時は鹿児島本線)の矢岳越えにも活躍しました。

老朽化と奥羽本線の電化により昭和25(1950)年までに全機廃車となりましたが、同型の機関車が美唄鉄道で、廃止となる昭和47(1972)年まで活躍していました。

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美唄鉄道の2号機は、4110の後期型と同型の自社発注機。自社発注機は他に3、4号機があり、また国鉄から譲渡された4110も4両が在籍していました。この2号機の現役時代の写真を見ると、正面のナンバープレートは四角となっています。晩年、丸プレートに交換されたようです。(タンク側面のは四角のまま)

 

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同時期に製造された9600との共通点もあったそうですが、9600よりも力持ち。しかし5軸という特殊性から、運用される線区は限定されており、9600のような汎用性はありませんでした。夕張線の沼ノ沢駅から伸びていた北炭真谷地専用線の5056号機は美唄鉄道から異動した機関車で、元国鉄の4142号機でした。

 

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後ろには標識灯がなく、ナンバープレートもない?ナンバープレートは剥がされたままのよう。

 

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2号機が保存されているのは、東明駅跡になります。駅舎が当時のままの姿で残されており、現役時代を偲ぶことができます。末期ながらも現役時代を見ることができたのに、国鉄にばかり気を取られて一度も訪れることはありませんでした。

 

この先、炭鉱があったと思われる山へ向かうと、石炭を露天掘りをしている所がありました。炭質はあまり良くなさそうですが、北海道にはまだまだ石炭が眠っているようです。掘り起こしたらグレタちゃん激怒?

 

平成2(1990)年8月10日

 

今日には新コロの新薬発表があるだろうと踏んでいたのですが、ネット上にはガセしか飛び交っていないようです。でも、武田薬品が新薬を完成させ、臨床試験に入っているとか、アメリカと中国がワクチンを開発し治験に入っているとか、日本株とロシア株のBCGワクチンが新コロにも効果がありそうでオーストラリアが研究しているだとかのニュースがネット上に上がっており、光が差している気がします。BGCワクチンの効果については、なぜアジアではアメリカやヨーロッパのような感染爆発が起きないのかという疑問から、BCG接種が着目されたようです。

外国人や一部の日本人は、検査数が少な過ぎるから日本での感染者数は見かけ上少ないけれども、その分、これから感染爆発が起きると確信している人もいるようですが、ある一定時間が経てば、軽症者や無症状者は回復し自然治癒してしまうので(そしてその人たちは集団免疫として感染の防波堤となる筈)、爆発が起きるのであればとっくのとうに起きているはずなのに起きていない理由には、そういうことがあるからではないでしょうか。アカゲザルの感染実験では抗体がつくられて、2度の感染はなかったという報告があるそうです。まあ、サルでの実験ですが。

診断キットの精度の低さから(感度7割、特異度5割程度とか)、検査数の多さはあまり役には立たないということは理論的にも説明がつくことなのですが、いまだに検査検査と口やかましく絶叫する人たちがいます。いくら検査をしたところで、その後に判定がくつがえったりすることも多々あるため、偽陰性の人たちがウィルスをばらまく危険性や、偽陽性の人が病床を埋めたりする不都合が出てしまいます。日本の様に、本当に怪しいという人たちに絞って検査をする方法が合理的なのですが、ただ、これも日本人が免疫力が欧米人よりも高いという背景があるからなのかもしれません。

そういえば、韓国などで使用している低性能の検査キットに対して、日本では感度9割、検査時間最短40分の検査キットが開発され、またアメリカでも検査時間わずか5分(感度不明)というものが発表されましたね。またイギリスでは抗体検査キットが開発されたとか。検査キットに「独島」などというふざけた商品名を付けて世界販売を目論んでいる韓国ですが、そんなキットなど売れる前に、すでに韓国自身が「独半島」化している事実には気づいていないようです。(笑)