ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

撮っちゃえ、オッサン

すいません。何か、永ちゃんのCMが頭に浮かんでしまったので、つい出来心なタイトルになってしまいました。特に意味はありません。

前回の続きのような記事です。

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15:10 上り「おおとり」

その車両写真です。

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キハ82 100

 

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キロ80 52

 

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キハ80 160

なぜか食堂車は撮っていません。すでに撮影した車両だったからなのかもしれません。

 

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この日も、北見からの増結編成が札幌方に連結されています。本当は函館方の8、9号車になる筈なのですが。もっともそうするためには編成の向きを変えなければなりませんが。

 

15:23到着の「ライラック10号」はL-901試作車編成でした。車体側面の形式番号の写りが悪くて残念です。

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クモハ781-901

パンタグラフは電動車ではなく、付随車と制御車に搭載されます。すでに量産車化改造済で、特徴的な非常用窓はなくなっていました。かつて特急形車両や東海道新幹線0系には非常用脱出扉がありましたっけね。上から3枚目、4枚目の画像の、キロ80とキハ80には残されています。

連結器は自動連結器から密着自動連結器に交換されています。新製された特急形先頭車で制御電動車(クモハ)となったのは781系が最初だとか。もっとも新幹線0系は昔からですが。

 

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サハ780-902

便洗面所は付随車、制御車に設置しています。洗面所窓が開いているのは何故?

2号車のみ指定席。特急形としてはグリーン車のない特異な系列です。後の785系も、789系1000番代もその伝統を受け継いでいますが、指定席車のuシートグリーン車並の設備なのでお得感はあると思います。

 

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モハ781-902

着雪による障害を極力減らすために、通常なら床下に設置される発電ブレーキ用の抵抗器が屋根上に搭載されています。

 

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サハ780-901

この当時、まだ在来線特急に禁煙車はなく、全ての座席に灰皿が付いていました。新幹線のみ、博多方先頭車の1両(自由席)だけが禁煙車だった時代です。東北新幹線は未開業です。喫煙者でも、新幹線に乗る時は禁煙車、という人もおりました。

 

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モハ781-901

 

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クハ780-901

床下がこれだけ雪まみれな状態でも、定時運行ができるというのは流石に北海道仕様車だけのことはあります。

 

こんないい加減な車両写真は次回も続きます。乞う落胆。

 

昭和57(1982)年1月3日 札幌駅