ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

29617

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昭和42(1967)年8月20日 平機関区

車歴は↓こちら。

29617 機関車データベース (形式9600) - デゴイチよく走る!

 

車歴表によれば、廃車はこの年の11月なので、画像は廃車3か月前の姿ということになります。前回の29609と同じ平区所属なのですが、除煙板があるだけで印象は変わります。この除煙板ですが、前縁がリブで補強されています。また後部標識灯は2灯装備し、本線仕様に見えます。回転火の粉止めと腰高な補助灯は29609と同じですが、煙室両脇には例の不明なアクセサリーはありませんね。

キャブ前方窓の、前傾した庇が特徴的でしょうか。文字間隔が間延びした29609のナンバープレートと比較すると、文字間隔が詰まり、精悍な感じを受けます。

平機関区と云えば、C62の写真ばかりが紹介されがちなので、この頃の他の形式はどうだったのだろうとググってみると

機関車配置表(1960年4月現在)

画像の6年前ですが、↑この表から分かるように、D51が一番多く配置されています。両数はC62が一番少なく、これまでの印象が覆された気分です。