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昭和42（1966）年８月11日 五稜郭機関区
事故車です。正式に廃車になるのはこの月末ですが、復旧されることなくすでに廃車状態にあります。車歴表にある、函館駅で車止めに衝突した事故とのこと。ただ壊れ方が公式側の除煙板の歪み、解放テコの切断、前端梁の歪み、非公式側のシリンダー尻棒の破損、それと前照灯がひしゃげているのが何とも妙です。
新鶴見区に新製配置されるも、ほどなく函館機関区へ転属、以来、道内各地で長らく活躍してきましたが、経験不足の機関士によって引き起こされた事故により無残な最期となりました。そもそも経験不足の機関士を運用に就かせたというのもおかしな話で、機関士の責任だけではないような気がします。
キャブ下周りの配管がヤケにあっさりしているように見えるのは気のせいでしょうか。
車歴は↓こちら。
