ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

49601と49604と49606

SAMPUKU爺様の画像の転載はご遠慮ください。

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昭和42(1967)年8月13日 五稜郭機関区

 

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昭和49(1974)年9月29日 稚内機関区

車歴は↓こちら。

49601 機関車データベース (形式9600) - デゴイチよく走る!

左右で形状の異なる49601の炭水車のステップ。フロントデッキのステップは斜材で補強しています。車歴表にあるような右運転台ではありません。前端梁のトラ模様は、線が細めで傾斜が急。稚内機関区での画像では丸赤標識表示で移動禁止状態。炭水車にはタイガーロープを回しています。休車だったのでしょうか。

 

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昭和50(1975)年4月2日 帯広運転区

車歴は↓こちら。

49604 機関車データベース (形式9600) - デゴイチよく走る!

朝日に照らされる49604。回転式火の粉止めが外されていますが、こういうのは冬期間によく見られました。冬には火の粉が出ないのでしょうか。んなわけないですね。

青森区の機関車のように、キャブの屋根が後ろへ延長されています。屋根からの排水管が、通常のキャブ後方ではなく、キャブ前方に付いています。

49601同様、フロントステップ部には切り欠きがあります。

 

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昭和42(1967)年8月13日 滝川機関区

車歴は↓こちら。

49606 機関車データベース (形式9600) - デゴイチよく走る!

動力式逆転機が右にあるので、右運転台に改造されているのが分かります。スノープラウ昇降機が物々しいです。

2枚の画像は、その雰囲気の違いから(煙室扉ハンドルの取っ手の向きが異なっているし)撮影された日が違うようにも見えるのですが、撮影した本人ですら覚えていないでしょうから追及は困難です(笑)。

フロントステップの形状が左右で異なっています。どちらも標準っぽくありません。

以上、番号が近接している北海道のキューロク3台でした。