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北海道のキューロクが続きます。
昭和49(1974)年9月29日 稚内機関区
車歴は↓こちら。
69623 機関車データベース (形式9600) - デゴイチよく走る!
車歴表によれば、落成後は北海道に配置されたものの、ほどなくして本州へ異動。幾つかの機関区を転々とした後、晩年は北海道へ戻り生涯を終えたようです。燦然と輝くナンバープレート以外、真っ黒でディテールがさっぱり分かりません。
昭和42(1967)年8月10日 倶知安機関区
昭和43(1968)年12月30日 倶知安駅
車歴表は↓こちら。
69624 機関車データベース (形式9600) - デゴイチよく走る!
69623とは対照的に、こちらは一生を道内で過ごした機関車です。
昭和42年には公式側(左側)の除煙板だけが切り詰めだったのが、昭和43年には両側とも切り詰めされています。前照灯2灯は、倶知安区の機関車ならでは姿でしょう(他には日高本線・富内線のC11)。
夏の画像では、これまでの記事で述べてきた北海道機関車の特徴が随所に見られますがくどくなるので割愛させていただきます。
キューロクの牽く客車列車には、倶知安スキー場からの帰りに乗った記憶があります。まさにこの頃。でもまだ鉄ちゃんではない小学生だったのに、どうしてキューロクであったと記憶しているのか、自分でも分かりません。
蒸機全廃後、蒸機の夢を何度か見ましたが、広尾線を貨物を牽いて疾走するキューロクの夢には興奮しました。興奮しすぎて目が覚めてしまいましたが。