matuno kura が撮影した画像ではないので、転載はご遠慮下さい。
昭和43(1968)年2月10日 佐倉機関区
関東各地を渡り歩いた機関車です。佐倉区時代には成田線や総武本線などで客車や貨車を牽引していました(「蒸気機関車 昭和51年3月号 No.42」より)。
ラッパ型の回転式火の粉止め、LP403、リブ付き除煙板などにより軽快さは失われています。申し訳程度の小振りなバイパス弁点検口もなんか中途半端。とはいえ、大宮工場担当機らしく、煙室戸の十字ハンドルは好感が持てます。前回の38652同様、ブレーキ管が前端梁の前を引き通されています。
C58が登場する前の昭和12(1937)年頃には千葉管内に70輌もの勢力を誇っていたといいますから、客車列車も貨物列車も、どこを見てもハチロクばかりという光景だったのでしょうね。
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