ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C58 122

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

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昭和47(1972)年8月28日 小郡機関区

車歴は↓こちら。

C58122 機関車データベース (形式C58) - デゴイチよく走る!

比較的、原形を保っているように見えますが、いかがでしょう。

116号機と比べると、ナンバープレートは少々大きいようです。122号機はAD66180、116号機はAD66398の図面を基に製作されたようです。メーカーズプレートも、同じ汽車會社なのに、122号機のものはとてもコンパクトであっさりし過ぎ。

このおよそ1か月半後に小牛田機関区へ異動になりますが、そこでは陸羽東線の迂回運転で優等列車を牽引することになります。

廃車後は宮城県栗原郡築館町(現 栗原市)に保存されますが、その姿を確認すると、前照灯や煙室扉ハンドルが交換されています。

保存はされたものの管理が行き届いておらず、荒れるに任せて結局はスクラップ。鉄道車輛の保存には手もお金もかかるもの。その覚悟や予算なくして保存は無理。紙の本が電子書籍になるように、鉄道車輛も3次元データ化して保存される時代が訪れるかもしれません。そうすると弁当箱より小さなデバイスの中に、何輌もの車輛が保存できちゃうかも。三次元投影装置により好みの縮尺で再現。空間に動かすことも可能。夢の世界やな。