ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D52 235

田中 泰三様とSAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和43(1968)年12月23日 森駅

密閉キャブ化されたD52の4輌のうちの1輌です。吹田区時代に集煙装置を搭載したことがあり、その時の名残の小型梯子が缶胴横に据えられたままです。

降雪だからでしょうか、前照灯を点灯しての運転は様になります。

 

川崎車輛の製造銘板がありません。浜松工場の銘板の上には楕円形のような「跡」が見えますが、ここには何が貼ってあったのでしょう。

キャブ側面の番号板は前後のものとは書式が異なります。形式と機番の間に隙間が無いのでAD66180図によるものでしょうか。ただし保存機に貼られている物は全てAD66398図による書式のようであり、レプリカのようです。

窓枠はアールのない角型。

昭和47(1972)年6月13日 五稜郭機関区

138号機の記事で触れましたが、相模原市に保存されている本機は、実は138号機であろうと云われています。少なくとも、235号機最大の特徴である密閉キャブではないというただ1点を見ても235号機を否定する根拠になっています。また炭水車の前照灯の位置についても235号機は北海道仕様として炭庫仕切り版に移設されていますが、138号機は標準的な炭水車背面のままでした。保存機235号機の炭水車前照灯位置も138号機と同様です。

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D52/D52235