ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C58 124

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

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昭和46(1971)年2月17日 行橋機関区か?

車歴は↓こちら。

C58124 機関車データベース (形式C58) - デゴイチよく走る!

顔写真がないのは残念ですが、特徴ある除煙板が両側ともしっかり写っています。本来の除煙板に対して、屏風を上方へ継ぎ足しされています。除煙板が未装備だった時代、C51には様々な除煙板が試作装備され、その中には巨大な除煙板というものもありましたが、標準装備された時代、門デフ・切り詰め・切り欠きなど以外に、こんな巨大化改造を行った例はこの機関車だけだと思います。大分運転所の前の高松機関区時代にはすでにこの姿でした。

キャブ出入口にはチェーンを張っていますが、これは扉を撤去したことによる安全上の措置です。密閉式キャブは九州地区では歓迎されず、このように扉を撤去する例は幾つもありました。

上から3枚目の画像にはリンゲルマン濃度計が確認できます。

豊肥本線で客貨牽引に活躍していた頃だと思います。それが何故に行橋にいるのか?電機が何輌も駐留しているし、もしかすると撮影場所は大分運転所かもしれません。