ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 68

田中 泰三様の画像の転載はご遠慮ください。

昭和47(1972)年6月16日 滝川機関区

 

昭和49(1974)年12月18日 滝川機関区

 

昭和50(1975)年10月26日 滝川機関区

 

昭和51(1976)年3月4日 小樽築港

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D5168

画像では分かり辛いのですが、スノープラウは四面折れで、取り付け方も前端梁前面2カ所の他、前端梁の裏側の方でも「S」状の金具を用いて2カ所で固定しています。四面折れは、ステップとの干渉を避けるためでしょうか。次回掲載予定の70号機と同様の構造かと思います。

ナンバープレートに着目すると、正面と機関助士側面とでは書体が異なります。「1」以外はみんな違っています。製作工場は別なのでしょうか。他の2枚はどうなっているのでしょう。68号機は岩手県に保存されているので、訪問の機会のある方は是非、確認してみて下さい。もっとも、それが本物のナンバープレートであるという保証はありませんが。

「日立」のメーカーズプレートは、下の小さい文字が潰れていて読み辛いです。「No.868 日立」までははっきりしており、その後は潰れているものの「No.868 日立製作所?? 昭和十二年」とまでは判断できそうです。

廃車後の画像では、煙室扉の下部がただれた様になっています。一体、何があったのでしょう。保存機の写真を見ると特に異状は見られないようなので、手直ししたのかもしれません。

ナメクジドームの非公式側中央付近にはボッコリと穴が開いています。何なんでしょう、これは。

炭水車側面が白くなっているのは、アジテーションのゲバ文字を消した跡。今の時代なら萌え系ラッピングで人気激増を狙えるかも。