ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 99

SAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和42(1967)年8月13日 滝川機関区

 

昭和43(1968)年12月24日 栗山駅

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D5199

生涯のほとんどを岩見沢機関区で過ごした機関車のようです。

1年と4カ月ほどの間のある2枚の画像を見比べると、補助灯の有無(とスノープラウの有無)くらいしか認識できません。除煙板の切り詰めはこの後でしょうか。ネット上で昭和44(1969)年3月の画像を見つけましたが、やはり切り詰めされていません。廃車まで残り半年ほどなのに、果たして切り詰めされますかね。

 

室蘭本線上り列車の最後尾から撮影した下の画像ですが、この時の栗山駅は夕張鉄道が健在で、まだ賑わいが残っていた頃でしょう。夕張鉄道には一度だけ、野幌から栗山まで乗車したことがあります。

https://railway-photo.hatenablog.com/entry/36507960

画像の左奥には給水塔が見えます。夕張鉄道のものでしょうか。

 

蒸機晩年には栗山~栗丘間には多くのファンが訪れました。今から見れば信じられないくらい貨物列車の本数が多く(1時間に3本以上)、そのほとんどがD51牽引によるものでした。歩いていけるほどの駅間距離ですが、その間にはトンネルがあったり築堤があったりで、そこそこ変化に富んだ沿線風景である上に、煙もそれなりに期待できました。今と違って、線路際は雑草にまみれることもなく、足回りがすっきりしていましたしね。