ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 266

SAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和42(1967)年3月25日 中津川機関区

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51266

集煙装置装着前の姿になります。

青ナンバーなので、機番がちょっと読み辛いです。兄265号機、弟267号機とともに中津川機関区で半生を過ごしました。兄弟ながらも除煙板のフック掛けの孔の位置が265号機とは異なります。267号機に至っては孔がなく、吊り環が備えられています。兄弟であっても育ちが異なれば姿形も変わるというもの。

キャブ前窓の金網は、ツララから窓ガラスを守るための防護網でしょうか。キャブ前窓の処理も他の2輌とは異なっています。

モーションプレート先端部の孔がナスビ形となっているのは3輌とも共通。

ボイラーとランボードとの接触部にカバーが残っているのは266号機だけ。

引退後は中津川市で、上屋と四面を金網で囲んだ環境ということもあって、非常に良好な状態で保存されているそうです。