藤田慶二様と田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。
昭和43(1968)年2月6日 米原機関区
米原区の配置はわずか10カ月間。長工式門デフに長工式集煙装置は長野区時代に装備されたもの。門デフはN-2タイプ。G-3タイプ装備の499号機のような勇猛さは薄まり、ちょっぴり軽快な雰囲気を感じさせます。
煙室扉回りのハンドレールは取っ手タイプのものがちょこんとあるだけ。
ナンバープレートの固定ボルトは、右上のボルト頭だけがヤケに目立ちます。
前照灯下の「架線注意」札が偏心しているのはご愛敬でしょうか。
昭和44(1969)年8月3日 中津川機関区
煙室扉の取っ手が2カ所に増設されており、まるで初期タイプのようです。
前端梁にはスノープラウ固定用のボルト孔が幾つも追加されています。向かって左側の孔は、開け直した感があります。
キャブ前の下方には、326号機で紹介した換気装置を備えています。
背後に見えるEF64はほどなくD51に代わって中央西線の主になります。
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