ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 693とD51 91

SAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮下さい。

昭和42(1967)年3月26日 亀山機関区

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51693

鷹取式集煙装置以外、これといって外観的特徴が見出せません。

正面ナンバープレートの「3」の数字の上にある「道具袋掛け」だか「灯具掛け」だかがアクセントでしょうか。

反射板付きの後部標識灯には時代を感じます。左右で高さが違うのは何故?ちゃんと灯具掛けに刺さっていない?

連結器が解放状態ですね。入換の最中?

亀山区のD51はみな集煙装置を装備していましたが、ナメクジの91号機だけは搭載していません。集煙装置を搭載するには煙突から後方へ伸びるドームを切り欠かねばなりませんが、切り欠いたら今度はそこに給水温め器があるので、それをどかせねばなりません。そんな面倒なことをするくらいならもう載せなくていいや・・・なんて考えたのかどうかは不明。ではなぜ、入換機であった91号機を吹田一区から亀山区へわざわざ異動させたのでしょう?なんて書いているうちに、91号機の記事が見つからないことに気づきました。どこかに紛れ込んでいるのかもしれませんが、捜すにも面倒なので、ここにアップしときます。

昭和43(1968)年9月23日 吹田第一機関区

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D5191

煙突から後方へ伸びるドームは切り欠きのない原型のまま。この美しさには手を付けないで欲しいですね。

亀山区では除煙板が設置されていましたが、それがもともと91号機のものだったのか、それとも他の機関車から流用したものだったのかは分かりません。また、入換用の手摺は撤去されました。

煙室扉の十字ハンドルは亀山区で一般的なものに交換されてしまいました。

 

91号機の記事が見つかりました。

https://railway-photo.hatenablog.com/entry/2022/10/23/075350