ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 465

田中 泰三様とSAMPUKU爺様の画像の転載はご遠慮ください。

昭和42(1967)年8月5日 小樽築港機関区

いわゆる北海道仕様に改造される前(とはいえ、キャブは密閉化済)で、灯具があちこちある以外は本州の機関車とあまり変わらない姿です。清缶剤送入機が搭載されていますが、後に撤去されます。除煙板の点検口から飛び出した竹の柄は箒でしょうか。スコップと共に、煙室内のシンダを掻き出す際に使われたものでしょう。

 

昭和47(1972)年6月13日 小樽築港機関区

北海道仕様に改造された姿ですが、北海道機らしからぬ、照り輝くボディです。全検上がりでしょうか。炭水車の角は、丸味のないタイプです。その炭水車付近に見える保存された動輪はC62 44のものです。画像では分かりませんが、台座にはC62 2のナンバープレートとスワローエンゼルが埋め込まれています。

 

昭和47(1972)年8月6日 苗穂機関区

苗穂区では小樽築港区や鷲別区のD51の姿を見ることが出来ました。

除煙板下部の白丸はどういう意味なのでしょう。

 

昭和50(1975)年8月6日 十三里←滝ノ上

単機で紅葉山へ向かいます。夏なのにスノープラウを装備。今はこの付近を国道274号線の陸橋がオーバークロスしています。

 

昭和51(1976)年9月13日 追分機関区

国鉄最後のD51の中の1輌として、引退後は保存を目的に、追分機関区扇形車庫内で大切に保管されていましたが、皮肉にもそれが仇となり、謎の火災により焼失してしまいました。

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51465