ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 483

田中 泰三様の画像の転載はご遠慮ください。

昭和46(1971)年11月23日 苗穂機関区

小倉工場で製造されましたが、地元九州での活躍期間は短く、戦後まもなくに北海道へとやってきました。姿は完全に北海道仕様です。

中学2年生の時分で、何回めかの苗穂機関区訪問により「自分の庭意識」が徐々に芽生え出し、撮影もちょっとはマシになりつつある頃。画像は望遠気味ですが、標準で撮影したものをトリミングしただけ。左の一段高い位置にあるクレーンを使って給炭、右のスポートで給水を行っていました。給砂は分かりません。

 

昭和47(1972)年6月16日 滝川機関区

よく見ると、ナンバープレートの文字は何だか頼りなげです。傾いているし、太さはマチマチだし。

 

昭和49(1974)年9月8日 砂川←下鶉

上砂川支線です。訳も分からずにやってきましたが、ウヤがあったり単機回送があったりで、あまりいい撮影できませんでした。日中の普通列車はほとんどないので、このまま上砂川まで歩いて移動しました。これもガッツリとりみんぐ。煙室扉はストの時の落書き跡が見えます。

 

昭和50(1975)年7月13日 滝川機関区

いよいよ蒸機全廃が迫り、情報が欲しいのに「SLダイヤ情報」がなかなか発刊されず、やきもきしていた頃です。炭水車は角に丸味がないタイプで、こちらの方が工作し易いでしょうか。

 

昭和51(1976)年3月4日 小樽築港駅

 

昭和51(1976)年8月14日 小樽築港駅

そして廃車。

縁もゆかりもない長野県に保存されていますが、保存会の手でそれなりにメンテナンスがなされているようです。車歴表にあるように、履いている動輪は他の機関車から転用したものらしく、北海道安平町追分にもこの機関車の主動輪が保存されており、動輪にも歴史ありといったところでしょうか。

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51483