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北海道へ旅立つ数日前の姿のようです。北海道ではだいぶいじられて、同じ機関車とは思えない姿になります。煙室扉の開閉取っ手が、随分と内側にありますね。開閉には力が要りそうです。
昭和47(1972)年4月9日 苗穂機関区
742号機の顔が分かる写真は、一緒に撮影に行った、年上のかっちゃんをモデルにしたものしかありませんでした。大きくは、ギースル装備と耐寒耐雪の北海道仕様に改造されたわけですが(キャブの密閉化は行われていませんが)、灯具掛けを設けたことで正面ナンバープレートの位置が下がり、顔の雰囲気がまるで変わりました。
除煙板のスロープ部、先端付近に白丸がありますが、これは何の印なのでしょう。
シリンダーカバー前妻、縦に二つ並ぶ円筒(下にはピストン、上にはピストン弁が収納されています)の上方には四角い縁取りのある蓋が見えます。通常は縁取りはなく、原ノ町区時代の画像にもそれが見て取れます。この蓋はバイパス装置の点検用だと思いますが、除煙板の点検口から点検するのはバイパス装置の上側の方。
フロントデッキに上がっての記念撮影。こんなことをしていてもお咎めを頂戴しなかった、おおらかな昭和の時代の一コマであります。そういえばヘルメットを被っていませんね。撮影にはちゃんと事務所で許可をもらっているのですが、どうしてなんでしょう。忘れちゃいました。
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