matuno kuraが撮影した画像ではないので転載はご遠慮下さい。
昭和43(1968)年7月17日 木曽福島機関区
車歴表では集煙装置が搭載されている時期ですが、ご覧の通り未搭載です。どちらの日付が間違っているのでしょう。
同じ三菱製ながら、砂撒き管の配置が900、901号機と異なっています。3本平行配置はまるで汽車會社製のようです。担いバネカバーの前蓋も統一されておらず、900号機が左開きなのに対して901、902号機は右開きです。ま、横開き自体、マイナーなものですけど。
ドーム前の手摺は長野工場タイプの大型の物。ランボード上の送水管カバーやカバー付き給水ポンプも長野工場担当機らしいでしょう。
煙室戸周りの手摺ですが、901、902号機とも、支持材からの飛び出し量が大きいです。
それにしても900番台という機番は、近代機関車では試作機用なので、量産車でこの番台を有するのはD51だけですね。しかも試作機では900番は使用しないので、900号機はD51のみに存在する機番ということになります。
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