ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 39

SAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

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昭和42(1967)年8月20日 新地駅

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D5139

常磐線で貨物列車を牽引する姿を、対向の客車から熱写。原版は横アングルですが、機関車をより大きくご覧いただくため、縦にトリミングしました。

35号機に引き続き形式入りのナンバープレートです。煙室扉の蝶番はリブ付き。エプロンがないので、補助灯と煙室扉回りの手摺に目をつぶれば原型に近い表情かと思います。

腰高の補助灯は東北の機関車だったことを示しています。

登場間もない頃の14号機や15号機の写真を見ると、前端梁に後部標識灯が掲げられているので、この灯具掛けは原設計による落成時からのもののようです。

前回触れた、フロントの先輪バネ類保護カバーの前面蓋、この機関車は少数派の横開きです。

炭水車には重油タンクを載せているのですが、この画像では確認できません。

この当時、長町機関区には15輌のD51が配置されており、ナメクジ、標準形、準戦時形、戦時形とバライティ豊かな顔ぶれが揃っていました。