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昭和47(1972)年5月23日 酒田機関区
暗くてちょっと分かり辛いですが、前照灯が通常よりも高い位置に設置されています。
土崎工場担当機らしく、両角が突出したエプロンがちょっと危ないです。
フロントの解放テコ受けの形状が、向かって右端のが「捻る」のではなく「折って」います。この方が工作は容易に思えますが、よく見ると折る前の形状は湾曲しているため切断が面倒で、おまけに歩留まりは悪そうです。
尻棒端面の穴の形状が左右で異なっています。
炭水車の上部を鋼板化したのが、一部に残る溶接のビードで分かります。
重油タンクが1500リッターなのか3000リッターなのか分かりません。
「歯止使用中」の札の横にある2段のステップが、細い丸棒で補強されているのは珍しいでしょう。炭水車背面のステップは梯子状に改造されています。
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