ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 1065

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和47(1972)年5月23日 酒田機関区

暗くてちょっと分かり辛いですが、前照灯が通常よりも高い位置に設置されています。

土崎工場担当機らしく、両角が突出したエプロンがちょっと危ないです。

フロントの解放テコ受けの形状が、向かって右端のが「捻る」のではなく「折って」います。この方が工作は容易に思えますが、よく見ると折る前の形状は湾曲しているため切断が面倒で、おまけに歩留まりは悪そうです。

尻棒端面の穴の形状が左右で異なっています。

 

炭水車の上部を鋼板化したのが、一部に残る溶接のビードで分かります。

重油タンクが1500リッターなのか3000リッターなのか分かりません。

「歯止使用中」の札の横にある2段のステップが、細い丸棒で補強されているのは珍しいでしょう。炭水車背面のステップは梯子状に改造されています。

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D511065