田中 泰三様と’撮り人不明’様の画像につき、転載はご遠慮ください。
昭和42(1967)年4月23日 坂町機関区
生涯を酒田機関区で過ごした機関車です。
1130~1160号機は川崎車輛製で、砂撒き管の配置が日本車輛製や汽車會社製とは異なります。繰り出し管は非公式側も1段折れのまま。モーションプレートの先端穴はなすび形。ドームは標準型となっており、ナンバーを見なければ標準型と間違えそうです。
土崎工場に手により、両角が危なかしいエプロンとなりました。
シリンダの点検蓋は標準の長円形になっています。
無火なのかアントでの移動です。それにしてもこのアント、大きなエンジンボックスです。
東北機らしくキャブ屋根は延長されています。
炭水車キャブ側端面上部の切り欠きは、1028号機や1108号機などと同様、深めになっています。増炭枠は控えめ。
漏水管、梯子化されたステップ、簡易型解放テコ、前照灯の庇などは秋田機関区の1087号機と同様。ただしLP405ではありません。
昭和47(1972)年5月23日 酒田機関区
炭水車上の重油タンクは3000リッターでしょうか。
リベット組みの転車台が時代を感じさせます。下路式は機関車の足回りが隠れてしまうのが撮影上の難点です。
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