江別の鐵様の画像につき、転載はご遠慮ください。
昭和51(1976)年 仙台市ガス局原町工場
弘前区時代の古い写真を見ると、エプロンの両角は斜めに隅切りしていますが、この画像ではしっかり土崎工場仕様になっています。
雨樋を兼ねた出入り台の手摺には、コの字型の取っ手が付いています。なるほど、これなら添乗撮影する時に、キャブから身を乗り出して撮影するのにも安心です。
某写真集によれば炭水車上の重油タンクは3000リッターと記されています。青森区なら通常は3000リッターの筈。
この時点では、後ろの
C58 365
https://railway-photo.hatenablog.com/entry/2021/08/17/080758
や
C11 351
ともども整備され、美しい状態でしたが、役所というところは得てして静態保存に無関心なのかいい加減なところがありがちなようで、この3輌もやがてみすぼらしい姿にへと変貌します。その後、JR東日本に引き取られ、利府にある新幹線総合車両センターに安住の地を得たかと思いきや、一旦整備をされるもその後はやはり放置状態が続き、結局は敢え無く解体されるという結末を迎えるのでありました。
車歴は↓こちら。