ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 1098

田中 泰三様とSAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和42(1967)年8月6日 苗穂機関区

前回の1097号機とほぼ同時期に東北から鷲別機関区へ転属になっています。なのでエプロンはやっぱり土崎工場仕様。回転火の粉止めはたっぱが大きめ。

砂撒き管の配置が1097号機とは異なっています。兄弟なのにね。

 

昭和47(1972)年6月18日 鷲別機関区

北海道仕様に改装後の姿で、東北時代の香りはかなり失せています。といっても庫の中では側面のディテールがさっぱり分かりません。庫の中で前照灯点灯というのは点検でもしていたのでしょうか。

前面の解放テコ支持金具は、1097号機と同様の形状。

炭水車背面は、梯子状のステップに東北時代の名残が見られます。炭水車上部の手摺は、左右で高さが異なっています。炭水車の解放テコは1087号機同様にチープなもの。二つの吊りピースは北海道独自のものでしょうか。左側のステップ踏段は、かなり大きなものになっています。機関庫の天井から吊るしたアーチ状のものは、車両限界を示すものなのでしょうか。

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D511098