ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 1083

SAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和42(1967)年8月6日 苗穂機関区

熊本区から鷲別区へ配置替えされてから2年近く経過した頃ですが、車歴表に記されているようなキャブの密閉化は実施されておりません。給水温め器周りに戦時型の名残がよく残されています。思うに、これはこれでひとつの形態美と捉えることができるのではないでしょうか。油ポンプ箱はランボードの上に移設されています。清缶送入装置に付けられた大きな手摺が目立ちます。炭水車に増炭枠は未設置です。

回転火の粉止めは、タッパが少し大きいように見えます。

 

昭和43(1968)年12月25日 苫小牧駅

いよいよ北海道仕様の姿となりました。回転火の粉止めは通常のものになったようです。

炭水車には気持ち程度の増炭枠が設置されています。炭水車後方の台車付近から何やら排水されています。舟底型でかつ北海道機特有のものでしょうか。8-20B形式や道外機ではあまり見られない排水管のようです。

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D511083