ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 1160

田中 泰三様とSAMPUKU爺様と江別の鐵様と’撮り人不明’様の画像の転載はご遠慮ください。

昭和42(1967)年7月6日 五稜郭機関区

四国に僅か10カ月ほど籍を置いた後、渡道してきた機関車です。四国時代の名残があるのかどうかは分かりませんが、除煙板の上部ステーの取付方が特異です。

サイドステップは斜材で補強しています。

 

昭和42(1967)年8月10日 長万部機関区

発注元が国鉄D51としては最終ナンバーです。

 

昭和49(1974)年3月17日 岩見沢第一機関区

除煙板の点検口蓋は撤去されています。油ポンプ箱はランボードの上に。

密閉キャブ化とそれに伴う炭水車端面のテーパー化。増炭枠はありませんが、石炭を山盛り積んでいます。もともと炭水車のタッパが高目なので、増炭枠は必要なかったのかもしれません。たとえば1023号機と比較してみると

1160号機の炭水車上端の高さは1023号機の増炭枠の上端と同じ高さになっています。

1052号機や1078号機も1023号機同様に気持ち程度の増炭枠を設置しています。

増炭枠未設置でタッパ高目の船底式炭水車は他に幾つも例があり、1160号機固有の特徴というわけではありませんが、どうしてこのように寸法に違いが出たのでしょうね。

 

昭和50(1975)年8月 栗山駅

ちょっとイビツなスノープラウを装着し、真夏の栗丘駅を通過します。

いよいよD51は次回のラストナンバーで終了します・・・ということにはなりません。

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D511160