ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D52 199

matuno kura が撮影した画像ではないので、転載はご遠慮ください。

昭和41(1966)年8月9日 小郡機関区

ドーム前手摺、煙室戸の五つ穴取輪、エプロン、埋め込み式後部標識灯など、がっつりと広島工場仕様です。

吹田区に在籍した記録はありますが、集煙装置を搭載したのかどうかは不明です。

ところでD52は装備改造に伴い、炭水車の振替も頻繁に行われたようです。199号機の場合、昭和27(1952)年8月25日に139号機のものに振り替えています。その139号機は同年7月24日に60号機のものと振替えています。更に車歴表を見てゆくと同年6月23日には137号機から60号機へ振替。5月22日には421号機から137号機へ振替。などと、毎月振替えられています。ところが同年6月頃に342号機?から421号機へ振替となっており、時系列と機番が怪しくなります。この先の車歴表の内容がどこまで真実なのか分かりませんが、機番が不明となるところから整理すると

不明→57号機? 昭和26(1951)年5月12日

57号機→362号機? 同年5月30日

362号機→361号機? 同年7月10日

361号機→68号機 同年8月14日

68号機→459号機? 同年9月12日

459号機→379号機 同年11月

379号機→454号機 同年12月22日

454号機→228号機 昭和27(1952)年1月24日

228号機→406号機 同年2月18日

406号機→342号機? 同年3月17日

342号機→421号機 同年6月頃(時系列に矛盾、4月かも)

421号機→137号機 同年5月22日

137号機→60号機 同年6月23日

60号機→139号機 同年7月24日

139号機→199号機 同年8月25日

施工はいずれも浜松工場で装備改造のタイミングで炭水車を振り替えています。

毎月のようにコンビが入れ替わる背景には何があったのでしょう。入れ替えではなく相手を次々と毎月変えてゆく状況は想像つきません。それとも車歴表の読み方が間違っているのでしょうか。

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D52/D52199