ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D52 468

SAMPUKU爺様と’撮り人不明’様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和42(1967)年7月6日 五稜郭機関区

全492号機の製造予定だったのが、敗戦により増備は中断となり、468号が最終機番となりました。因みにD52最後の製造は日本車輛製の62号機で、昭和21(1946)年4月の落成です。468号機は私が梅小路で間近に見ることができた唯一のD52。苗穂工場で見かけた204号機は雪に行く手を阻まれ、近くまで寄ることはできませんでしたし。そのデカさはC62とは印象が異なり、とにかく無骨というものでした。C62に比べ動輪が小さい分だけボイラーの太さが印象強かったのかもしれません。

 

昭和43(1968)年2月11日 五稜郭機関区

巨人二頭がくつわを並べます。番号は離れていますが誕生は1年違い。両機とも吹田区時代には集煙装置を搭載していました。番号は離れていても形態はそっくり。しかし煙室戸のハンドルやエプロン両端のリブの形状に違いが見られます。468号機の煙室戸ハンドルは、梅小路に行ってから十字のものに交換された時期があります。

古いファンには嫌われがちなLP403ですが、D52に関してはサイズ的にも似合っていると思います。

ドーム前の手摺はD52では数少ない苗穂工場タイプの扇形。

 

昭和43(1968)年12月23日 森駅

石炭車も混じる凸凹編成の貨物列車。D52にはいささか荷が軽そうです。客車牽引や仁山越えの補機運用にもあたり、1200トン牽引という本来の任務を終えた時期だったのでしょうか。D52の車籍抹消の最後はこの468号機でした。

次回からは若いファンには全く馴染みのないD60です。私も知らんがな。

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D52/D52468

 

現在、新作ビデオ「根室本線」の編集中なのですが、うっかりヤベーアプリを見つけてしまいました。低画質なビデオ映像をハイビジョンや4K画質にアップスケールしてくれるというものです。作例として人物とアニメが紹介されていたのですが、マジ凄いです。人物の方は、いかにもAI処理されて肌がCG的な感じを受けますが、それでも解像度はマジホントの高解像度です。アニメでは高解像度に加えて色も鮮やかになっています。過去にも同様のアプリはありましたが、どれもこれも胡散臭いもので、高解像度で見ることは出来ても書き出しには対応していないとか。現在、同様のアプリは幾つかあるようですが、一番評判が良く機能が多い物(ノイズ低減やモノクロ映像のカラー化にも対応、人の顔だけボカすという機能も)、そして価格も高めのものをポチってしまいました。早速、編集で使用しているSD映像を変換しているのですが、所要時間が24時間ということで、まだ終わっておらず、内容の確認ができていません(泣)。変換処理にはCPUではなくGPUを使用しているらしく、低価格のグラフィックボードを高性能なものに交換しないといけないかな。趣味的には過去のモノクロ映像の高解像度化とカラー化が興味深いです。

YouTubeから作例

https://www.youtube.com/watch?v=cG9a4J-g-Jo

https://www.youtube.com/watch?v=SqjcMG_hbc0

https://www.youtube.com/watch?v=vSLKsl4v0bg