matuno kura が撮影した画像ではないので、転載はご遠慮ください。
D60 76は元D50 96。
D50 96の車歴は↓こちら。D50 96の旧機番は9995。
http://d51498.com/db/D50/D5096
昭和41(1966)年9月21日 平機関区
車歴表によればこの5年前に、磐越西線でお召列車を牽引したと記載されています。D50でさえ、268号機が昭和3(1928)年に補機運用でお召列車を後押ししただけに過ぎないというのに、何という栄誉なことでしょう。しかしこの76号機にとって栄えある運用にもかかわらず、ちゃんとした記録に残っていません。何か公表できない理由でもあるのでしょうか。
郡山工場ご自慢(?)のシールドビーム2灯に、そして回転式火の粉止め付のパイプ煙突。除煙板はデッキ上の下部が上下に開閉できる構造となっています。検修時に配慮したものでしょう。C51でも同様の構造は見られますが、もっと大胆に、ランボードとデッキの接合部で屏風を垂直に切断し、縦に配置された蝶番により左右に開閉できるタイプのものが存在しました。最初から門デフを装備しておけば、こんな構造にする必要もなかったでしょうに・・・と言っても無理な話ですけど。
車歴は↓こちら。